大菩薩へ行ってきました。ここは比較的楽なコースなので久々の足慣らしは良いコース。それに景色も良く、良い山小屋で食事もできるしのんびりできる登山です。帰り道にある日帰り温泉「大菩薩の湯」はつるつるのお湯でとても気持ちよくお勧めです。(入浴料¥610)
今日は曇っていたので登山する人はほとんどサングラスをかけていません。ツアーガイドさんですらかけていません。
紫外線は曇っていても30%くらいしかカットできないうえ、1000mで10%アップするので大菩薩だと晴れた日の紫外線と変わらなくなります。
たぶんサングラスは鬱陶しいのでかけないのだと思いますが、そうすると鬱陶しい物を全部無くして登山するとどうなるでしょう?
帽子 日焼けや眩しさを軽減する効果 無いと顔に日焼けするがいつかは戻る。しかし将来シミなどのリスクが出る。
長袖シャツ 半袖が楽だが日焼けして痛い。 1週間もすれば痛くなくなる。
長ズボン 短パンは楽だが足元を怪我するリスクが多い。 怪我は数週間で治る。
登山靴 サンダルが楽だが怪我したり捻挫等リスクが多い。 しかし怪我なら治る。
サングラス その時無くてもそれほど問題ないが、将来的にリスクがすごく高くなる。 蓄積するので治らないで重傷になる。
つまり、鬱陶しい道具を排除していくと、怪我などするが何とか治る事が多いが、眼は逆に蓄積していって最終的には重篤な問題になるのです。
鬱陶しいから使わないのではなくて、将来のリスク排除のために絶対必携の道具となるのです。
私の好きな登山家の一人「ラインホルトメスナー」がチョモランマ単独行の中で書いています。
荷物は出来るだけ少なくするが「命にかかわるものは倍持っていく」 サングラスもその一つです。