偏光調光レンズ。
明るいときは暗くなり、夕まずめなど光量が落ちると明るくなる便利なレンズと言われている。
(紫外線の強さによりレンズが濃くなる)
ベースの偏光レンズが透明ではないので、最初から薄めの偏光レンズと同じ色である。
画像上のレンズがいちばん薄いときの色で、これから下のレンズの濃さほどまで濃くなる。
ということで、フィールドに出ると調光レンズはどのように変化するかテストした。
テストフレーム:アウトドア用に使用しているパーセプション(私物)
レンズ:オードビーオリジナルパーセプション用調光「クリア/ブラウン」
朝9時:もういきなりフル!真っ黒(茶)。
写真を撮る間に比較する為に隠しておいた反対側も濃くなっていく。
お昼:朝と同じ状況。
濃くなるまでのスピードも速く、濃さもかなり濃くなる。
午後3時:黒くなる時間が長くなるので反対側がまだ色がついてこいない。
時間がたつと同じくらいの濃さ。
日はほとんど陰っている。
午後5時:日没寸前。
まだここまで濃くくなる。
「偏光調光」とは、つまりこの調光レンズが偏光レンズの前に貼ってあるわけで、偏光レンズの濃さ+テストしたレンズの濃さがフィールドでの濃さとなる。
結論:夕まずめは明るい偏光レンズが必要なのに、「偏光調光」では通常の明るい偏光レンズ(例えばTALEXイーズグリーンなど)より濃い事となる。
外に出るとほとんど濃い色なので、調光でなくて濃い色の偏光レンズで事足りる。
高価な調光偏光レンズを買う必要がない。
あえて使える状況を考えると、車の運転である。
車内では紫外線があまり届かず、色が変わり難いので明るめの色で使え、車外に出ると濃いサングラスになるという使い方は便利かも。
しかし、そこまで濃いカラーが必要か?とも思う。